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【こどもNISA】18歳でいくらになる? 年齢別と毎月いくら別のシミュレーション

こどもNISA、18歳でいくら?月2万円で463万円、月5万円なら1,157万円 NISA・iDeCo

2027年1月から始まる「こどもNISA」。うちの子だと、18歳のときいくらになっているんでしょうか。

僕も気になって計算しました。この記事は年齢別と、毎月いくら積むか別の2つで出した早見表です。制度の中身と、我が家がどう決めたかは別の記事に書いているので、ここでは金額を出します。上限まで狙わなくていいと思っている理由も、最後に書きました。

先に1つだけ。上限の600万円を使い切れるのは8歳までです。ただし調べてみると、間に合わなくても損をする制度ではありませんでした。そこも後半に書いています。

こんな方に読んでほしい

  • こどもNISAで、結局いくら貯まるのか知りたい方
  • 月いくら積めばいいのか迷っている方
  • 「上限まで使わないと損」だと思っている方
  • お子さんがもう小学生以上の方

年齢別|18歳のときにいくらになるか

まず金額から書きます。月5万円を積めるだけ積んで、そのあとは追加せずに18歳まで置いた場合を、年5%で計算しました。

今の年齢積める上限18歳時点
0歳600万円1,157万円
3歳600万円996万円
5歳600万円902万円
8歳600万円776万円
9歳540万円680万円
12歳360万円419万円
15歳180万円194万円

0歳と8歳を見比べてください。出したお金はどちらも600万円で同じです。それなのに18歳時点では381万円の差がついています。

差を生んでいるのは「積み終わったあと、何もせずに置いておける期間」です。0歳から始めれば10歳で積み終わって、そこから8年ぶん置いておけます。8歳から始めると18歳ちょうどで積み終わるので、置いておく期間がありません。

ただしこの381万円は、18歳の時点でお金を使う場合の差です。大学の費用にあてるならこの数字がそのまま効きますが、使わずに置いておくなら運用はそのまま続きます。

なお、この利回りが保証されているわけではありません。5%で回る年もあれば、マイナスの年もあります。ここでは「もし年5%だったら」という計算をしているだけです。

毎月の積立額別|18歳でいくらになるか

月5万円は、正直きつい家庭のほうが多いと思います。うちも娘が2人いるので、2人分で月10万円は現実的ではありません。

パパ
パパ

上限に届かせることより、途中で止めないほうを取ります🌳

なので金額を落とした場合も計算しました。0歳から10年積んで18歳まで置く、年5%の場合です。

毎月元本(10年分)18歳時点
1万円120万円231万円
2万円240万円463万円
3万円360万円694万円
5万円600万円1,157万円

月3万円でも18歳で694万円になります。

そもそも600万円で足りるのか

600万円という上限が、教育費に対してどれくらいの規模なのかも見ておきます。

文部科学省の調査によると、私立大学(学部)に令和7年度に入学した人の納付金の平均は、初年度で1,507,647円でした。入学料は初年度だけなので、2年目以降は年1,267,283円です。4年分にすると、こうなります。

私立大学4年間(平均)約531万円
こどもNISAの上限600万円
+69万円

元本600万円だけで、私立大学4年分がほぼ賄えます。運用の上乗せがなくても届く水準です。

さっきの表に戻ると、月2万円でも18歳で463万円、月3万円なら694万円でした。上限まで使わなくても、私立大学の平均には手が届きます。

600万円を使い切れるのは8歳まで

ここまで金額を見てきましたが、上限まで積める人と積めない人がいます。分かれ目は年齢です。

こどもNISAの上限は600万円ですが、これは年60万円を10年間積んで、ようやく届く金額です。そして積み立てられるのは17歳まで。つまり9歳から始めると9年分しかありません。

「あとから多めに積めばいいのでは」と思うかもしれませんが、それができません。年間の投資枠が60万円で、買い方も定時・定額の積立に限られているからです。月に直すと5万円が上限です。

遅れた分をまとめて入れられないので、始めた年齢が、そのまま積める上限になります

始めるときの年齢積める年数積める上限
0歳〜8歳10年600万円(満額)
9歳9年540万円
10歳8年480万円
12歳6年360万円
15歳3年180万円

制度が始まるのは2027年1月です。今8歳のお子さんは、そのとき9歳になっている可能性があります。

ただし、18歳で成年NISAに移ります

ここまで読むと「間に合わないと損」に見えると思います。僕も最初はそう思いました。

でも調べたら違いました。こどもNISAは大人のNISAとは別の口座ではなく、同じNISA口座の中にあります。1月1日時点で18歳になる年の1月1日に、特別な手続きなしで大人のつみたて投資枠へ自動で移ります。

非課税のまま運用が続くので、枠ごと消えてしまうわけではありません。

600万円は、大人の1,800万円とは別枠ではありません

ここが調べていて、いちばん大事だと思ったところです。

NISAの非課税保有限度額は、買ったときの金額(簿価)で管理されます。同じ口座に移ってくるので、こどもNISAで積んだ600万円はそのまま1,800万円の一部を使います。600万+1,800万=2,400万にはなりません。

600万+1,800万=2,400万にはならない。大人のNISA1,800万円の中で、こどもNISAで使った600万円と18歳以降に使える1,200万円に分かれる図

上限まで使い切って18歳を迎えると、そこから新しく使える枠は残り1,200万円という計算になります。

裏返すと、使い切れなかった分は消えていません。本人が18歳以降に、自分の枠として使えます。

パパ
パパ

調べる前は「8歳までに始めないと損」だと思っていました。枠が増える制度ではなく、早く使い始められる制度でした🌳

つまりこどもNISAは、非課税の枠を増やす制度ではなく、枠を早く使い始められる制度です。「8歳までに始めないと損」ではなくて、「早く始めた分だけ長く運用できる」という話でした。

なお、移るときの枠の細かい扱いは税制改正大綱に書かれている範囲までで、正式な決まりはこれから出ます。ここは制度が固まったら追記します。

満額を目指さなくていい理由

僕は「上限まで使うべき」とは思っていません。

理由は単純で、こどもNISAは原則として引き出せないからです。12歳から条件つきで引き出せるようになりますが、基本は動かせないお金になります。

月5万円を子ども用に固定してしまうと、家計が急に苦しくなったときに逃げ場がなくなります。先に生活防衛費を用意してから、余った分でやるものだと思っています。

我が家はどう決めたのか

ここまでの数字を見て、我が家でも一度話し合いました。上限まで積むのか、そもそも使うのか。

その結果と、そう決めた理由は制度の記事のほうに書いています。家庭ごとに答えは変わるので、そのまま真似するものではありません。判断の材料として読んでもらえたらと思います。

【こどもNISA】2027年1月から始まる新制度。買えるのは”つみたて投資枠”だけです

まとめ

  • 0歳から月5万円なら、18歳時点で1,157万円。月2万円でも463万円
  • 私立大学4年間は平均で約531万円。月2〜3万円で届く水準
  • 600万円を使い切れるのは8歳まで。9歳からは540万円が上限
  • 同じ600万円でも、0歳と8歳では18歳時点が381万円変わる(18歳で使う場合)
  • 18歳で大人のつみたて投資枠に自動で移る。同じ口座なので枠ごと消えない
  • 600万円は大人の1,800万円とは別枠ではない。使い切れなかった分は本人が18歳以降に使える
  • 先に生活防衛費。動かせないお金を増やしすぎない

この記事を閉じたあと、お子さんが2027年1月に何歳になっているかだけ数えてみてください。それだけで、上の表のどこを見ればいいかが決まります。

※すべて自分の記録です。おすすめではありません。利回りは仮の数字で計算しています。

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出典:文部科学省「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」/金融庁「アクセスFSA」2026年2月号/大和総研「NISA:つみたて投資枠を未成年に解禁」(2026年1月16日)

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