前回は、「NISAを始める前に、まず生活防衛費という土台を作っておこう」という話をしました。
▼前回の記事(生活防衛費の話)はこちら

土台ができたら、いよいよ本題です。
でもその前に……ひとつだけ、最初に整理しておきたいことがあります。
それは、「NISA」が何なのか、ということ。
- 「NISA」という言葉は聞くけど、正体はよく分からない方
- 「NISAを買う」って、つい言ってしまう方
- 投資をこれから始めたい、いちばん最初の方
「NISAを買おうと思って」の、ちょっとした勘違い
投資を始めたばかりの人から、よくこんな言葉を聞きます。
「NISAを買おうと思ってるんだよね」
「NISAって、これから上がるのかな?」
実はこれ、ほんの少しだけ、勘違いなんです。
(昔の私も、まったく同じことを言っていました。)
NISAは、”買うもの”でも、”上がったり下がったりするもの”でもありません。
ひとことで言うと、NISAは 「箱」です。
NISAは「税金がかからない、特別な箱」
ここで、ひとつ想像してみてください。
ふつう、投資で利益が出ると、その利益に約20%の税金がかかります。
たとえば10万円もうけても、2万円くらいは税金で持っていかれる、というイメージです。
ところが
この「NISA」という箱の中で投資をすると、その税金がかからないんです。
10万円もうけたら、10万円まるごと自分のもの。
これが、NISAという箱の、いちばんすごいところです。
じゃあ、箱の”中身”は何を入れるの?
ここがいちばん大事なところ。
NISAはあくまで「箱」なので、箱の中に”何か”を入れて、はじめて意味を持ちます。
その”中身”が、投資信託や株式といった商品です。
- NISA = 税金がかからない箱
- 投資信託・株式 = その箱の中に入れる中身
つまり、正しくは「NISAを買う」ではなく、
「NISAという箱の中で、投資信託・株を買う」んですね。
たとえるなら、NISAは”お弁当箱”。
中に何のおかずを詰めるか(=どの商品を買うか)は、自分で選ぶ。
箱だけあっても、中身がなければお腹はふくれません。
箱には「入れられる量」が決まっている
ただし、この魔法のような箱、無限には使えません。
「1年間に入れられる金額」「一生で入れられる金額」に、ちゃんと上限が決められています。
(具体的な金額は、次回くわしくお話ししますね。)
でも、初心者のうちは、ここを細かく覚える必要はまったくありません。
まずは「NISAは、税金がかからない箱なんだ」
これだけ分かれば十分です。

「NISAを始める=箱を用意する」。中身を選ぶのは、そのあとです。あわてなくて大丈夫🌳
今日のまとめ:NISAは「箱」
- NISAは”買うもの”ではなく、税金がかからない「箱」
- ふつうは利益に約20%の税金がかかるが、この箱の中ならまるごと自分のもの
- 箱の”中身”として、投資信託や株式を入れる
- 箱に入れられる量には上限がある(くわしくは次回)
「NISAを買う」のではなく、「NISAという箱を使う」。
この感覚さえつかめれば、もう立派な第一歩です。
次回
箱の正体が分かったら、次に気になるのは
「で、その箱に何を入れたらいいの?」ですよね。
次回は、私自身もコツコツ積み立てている 「オルカン(全世界株式)」の話をしていきます。
“最初の中身”として、なぜこれが選ばれるのか。お楽しみに🌳


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