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オルカンだけでいいと思っていた僕が、高配当株を始めた話

高配当株を始めるまでの話 年間120万に向けての記録 高配当株

お金の勉強は、毎日欠かさず続けています。

聞くか、見るか、読むか。どれかは必ずやる。それだけは何年も切らしていません。

だから、この話は何度も見聞きしていました。

(オルカンについてはこちら → オルカンって何?世界中に分散する投資信託をやさしく解説

インデックス投資は、将来のお金。
高配当株の配当金は、今を充実させるお金。

意味は分かります。理屈も分かります。

でも、腹落ちはしていませんでした。

そして僕は、そこから3年間ほとんど動きませんでした。

この記事には、動けなかった本当の理由と、動き出してから今どうなったかを、5年分の数字ごと全部書きます。

パパ
パパ

理解はしてる。でも動けない

動けなかった理由は、自分でも説明できていました

当時の自分は、こう考えていました。

高配当株は、インデックス投資に比べてトータルのリターンが劣ります。

その代わり、今を充実させやすい。

でも、と思っていました。

インデックスのほうが1円でも多く増えるのであれば、オルカンでいいんじゃないか。

取り崩しは、資金が膨らんでから考えればいい。

4%ルールも知っていました。

想定より早く膨れ上がったなら、若いうちに取り崩せばいい。

そう思っていました。

自分はいけるやろ。

そのときは、それくらいの考えでした。

でも勉強すればするほど、そして実際に成果を出している人に聞けば聞くほど、話が変わってきました。

取り崩しは、人間にとっていちばん難しいところでした。

増やすことより、減らしていくことのほうが難しい。

それでも当時は「今は我慢して、将来楽になりたい」と考えていました。

配当金生活に憧れがなかったわけではありません。

憧れは、ありました。

ただ、大金を用意できる人に合っているものだと思っていました。

でも、それは本当の理由ではありませんでした

ここまでが、当時の自分の説明です。

今振り返ると、これは表向きの理由でした。

本当の理由は、書くのが恥ずかしいものです。

周りに比べて自分が一番増やせたら勝ち。

勝手に一人でマネーゲームをやっていた。

(この考え方でしくじった話 → 投資に聖杯はない。それでも僕は探していました

当時、毎月10万円ほどインデックスに積み立てていました。

そして、周りが見えていました。

同じように月10万円を積み立てている人がいる。

自分からNISAをすすめた相手が、夫婦そろって満額を入れている。

それを見て、心のどこかでこう思っていました。

負けたくない。

周りでは、自分が1番でいたい。

当時は本当にその辺が敏感で、人の積立額がよく気になっていました。

これが、いちばんの原因だったと思います。

パパ
パパ

他人の積立額、めっちゃ気にしてました

資産は増えていたのに、焦っていました

数字だけ見れば、順調でした。

資産は大きく増えてきていました。

それなのに、気にしなくていいところを気にして、勝手に焦って、勝手に不安になっていました。

当時の自分は、投資中級者のつもりでした。

でも今振り返ると、まだまだ超初心者のマインドだったなと感じます。

あの時間は、無駄だったなと思います。

その3年間が、数字にそのまま残っていました

先日、証券会社の記録を全部さかのぼってみました。

驚いたのは、動けなかった3年間が、数字にきれいに残っていたことです。

▼ 動かなかった3年

2022年527円 2023年558円 2024年903円 3年間ほぼ横ばい

これは、その年に受け取った配当の合計です。

527円。

何を持っていたかというと、米国の高配当ETFを1株ずつでした。

年に4回、40円とか90円が入ってくる。それだけです。

なぜ1株だったのか。

当時、インデックスも高配当株も、一度に詰め込んでいました。

正直、混乱していました。

完全に理解しないまま、こんな感じで買っています。

みんながすすめてるし、とりあえず買っておこう。

逃したくない。取りこぼしたくない。

でも、中身は分かっていません。

だから1株だったのだと思います。

その1株が、思っていたのと違う動きをしました

持っていたのは、米国の高配当ETFでした。

僕は当時、高配当株にキャピタルゲインはないものだと思っていました。

言葉の意味だけ先に書いておきます。

インカムゲインは配当としてもらえるお金 キャピタルゲインは買ったときより高く売れたときの差額

高配当株は配当をたくさん出すぶん、株価はほぼ横ばい。

そういうイメージを持っていました。

ところが、持っていたETFの株価が、ぐんぐん上がっていきました。

含み益が、どんどん膨れていきます。

そして僕は、買った目的を忘れました。

全部、売りました。

パパ
パパ

これだけ増えたなら、売っとこ

配当をもらうために買ったはずでした。

でも目の前の含み益を見た瞬間、そのことが頭から消えていました。

経験が浅かったと思います。

記録を見ると、そのETFの配当は2024年の春で途切れています。

そして、買い戻せなくなりました

売ったあと、その株はさらに上がり続けています。

株価が上がると、利回りは下がります。

配当 ÷ 株価 で計算するので、配当が同じでも株価が上がれば利回りは下がるからです。

いまは、手が出せないところまで来てしまいました。

買いたくても買えない日が続いています。

本当に後悔しています。

でも、だからこそ今の握力があるのかもしれません。

もっと大きな失敗の話は、noteの連載に書いています。
本当にあった、僕の投資失敗談

転機は、学資保険の解約でした

そんなふうに右往左往していたタイミングで、動きがありました。

妻の学資保険を解約することに成功しました。

数年、言い続けました。

そして、大きなお金が手元に戻ってきました。

このお金で、少しずつ拾い集めて勉強しておこう。

そう思ったのが、最初のきっかけです。

そして、意外なことが起きました。

何を買うかを調べている時間が、とてもワクワクして楽しかったのです。

インデックスを積んでいたときには、なかった感覚でした。

2025年1月6日に、3つ買いました

記録を見ると、最初に買ったのは2025年1月6日でした。

INPEX、JT、ヒューリック。

NISAの成長投資枠です。

※どれも自分が選んだだけで、すすめているわけではありません。

そこから少しずつ、買い足していきました。

最初に買ったぶんから受け取れる配当は、年間で2万円弱。

月に直すと、1,500円ほどです。

月1,500円。うれしくて、しんどくなりました

月たった1,500円です。

夢は見ていました。月10万円とか超えてみたいな、と。

真の不労所得が入ってくる喜びは、確かにありました。

でも同時に、こう思いました。

これは相当長い、果てしない道だぞ。

月10万円とか、無理じゃないか。

元金、どれぐらい要るんやろ。

考えると、しんどくなりました。

パパ
パパ

月10万て、いつになるねん

だから、決めませんでした

ここで、多くの人はどちらかに振れると思います。

やめるか、一気に増やすか。

僕はどちらもしませんでした。

とりあえず、ちょこちょこ買い増ししていく。

数年後に、やるかやらないかをまた考える。

そう思って、続けることにしました。

買い方も、勝手にそうなっていきました。

▼ 1年目の買い方

1年目の買い方 1月に一気に買い、9月からは毎月同じ額に落ち着いた

※金額ではなく、月ごとの多い少ないだけを並べています

最初の4か月で勢いよく買って、そこから毎月5万円に落ち着きました。

「ワクワクして楽しかった」と「果てしない道だぞ」が、そのまま買い方に出ています。

903円の配当金は、いまいくらになったのか

全部並べます。

わが家(夫婦合わせて)が受け取った配当です。

▼ 5年分の配当

受け取った配当金の推移 2022年527円から2025年180369円へ

今年は、初めて30万円を超える見込みです。

903円から、180,369円になっていました。

果てしない道だと思っていたのは、903円のときです。

そこから、たった1年です。

2026年は8月の時点で142,073円。去年1年ぶんの79%まで来ています。

9月から12月が、まるごと残っています。

そして残りの4か月には、9月と12月が入っています。

どちらも、まとまって入る月です。

今年は、去年を超える見込みです。

知らなかったこと。配当は毎月入りません

始めてから気づいたことがあります。

配当は、毎月同じように入ってくるわけではありません。

▼ 2025年の月別

2025年に受け取った配当金の月別グラフ 6月と12月に集中している

6月と12月に、どかっと入ります。

日本の会社は3月と9月を決算にしているところが多いので、その2〜3か月後に集中します。

そして、うちはボーナスも6月と12月です。

配当金はまだまだ少ないですが、年に2回、ボーナスが2つ来るような感覚になります。

これが、けっこうワクワクします。

月1,500円という言い方をしていましたが、実際は「入らない月」と「まとめて入る月」があるだけです。

「毎月お小遣いが入る」というイメージで始めると、たぶん最初の数か月でがっかりします。

目標は、年間120万円です

月10万円。

いま、そこまでどれくらい来ているか。

▼ 目標までの距離

目標は年間120万円 2025年は180369円で達成率15パーセント

去年で15%です。

正直、まだ全然です。

でも、903円だったときに「無理じゃないか」と思っていた自分から見たら、15%はだいぶ違う景色です。

いま思っていること

インデックスは、今も毎月積んでいます。

やめる理由が1つもないからです。

高配当株に乗り換えたわけではありません。両方持っています。

比率に正解はないと思っています。

変わったのは、人の積立額を見なくなったことです。

自分が今年いくら受け取ったか。それだけ見るようになりました。

比べる相手が、他人から去年の自分に変わりました。

まとめ

  • 理屈は知っていた。でも3年動けなかった
  • インデックスと高配当を同時に詰め込んで混乱していた
  • 分からないまま「すすめられてるから」「取りこぼしたくない」で1株だけ買っていた
  • 取り崩しは自分ならいけると思っていた。しかし、勉強するほど難しいと分かった
  • 動けなかった本当の理由は「周りに比べて自分が一番増やせたら勝ち」と思っていたからだった
  • そして、他人の積立額を気にしていたこと
  • その1株が大きく上がったとき、目的を忘れて全部売った
  • 買い戻せなくなった。いまも後悔している
  • きっかけは学資保険の解約で戻ってきたお金
  • 最初の配当は月1,500円。当初は「果てしない」と思った
  • 方針は一気に増やさず、ちょこちょこ買い足した
  • 903円 → 180,369円。かかったのは1年
  • 配当は毎月入らない。6月と12月に集中する
  • ボーナスと同じ月なので、年2回ボーナスが2つ来る感覚になる
  • 今年は初めて30万円を超える見込み

この記事では、配当が何なのかを説明していません。

次回は、そもそも配当金とは何なのかを、いちばん基本のところから書きます。

利回りの計算も、税金も、受け取り方も、全部そこでまとめます。

※この記事は自分の記録です。特定の商品や銘柄をすすめるものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。

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